MS-07B グフとは
グフの概要
数あるMS-07 グフの内、MS-07B (B型)の先行量産型に分類される機体。『機動戦士ガンダム』に登場したランバ・ラルの搭乗機が該当する。
ザクIIJ型の改修には限界があったため、初めから地上用の機体として開発された。頭部のブレードアンテナが標準装備となっており、他味方機との連携能力が強化されている。格闘戦を想定して開発されたため胸部装甲が強化され、固定武装の追加や取り回しの良いシールドが装備されている。スパイクアーマーは両肩に大型化した上で装備され、脚部の動力パイプは内装式となった。機体カラーである青はラルのパーソナルカラーであり、後に一般量産機にも採用された。
MS-07B グフの概要
ジオン軍が開発した量産型モビルスーツ。MS-07 グフの中で本機はB型に分類される。ランバ・ラルが搭乗した先行量産型グフ (YMS-07B)を基にした制式量産機で、「後期生産型」とも呼ばれる。ラル機と同様にヒート・ロッド、ヒート・サーベル、フィンガーバルカン等の武装を持つ。
グフの登場作品・登場シーン・パイロットなど
機動戦士ガンダム(YMS-07B 先行量産型グフ)
初出作品。第12話からランバ・ラルの搭乗機として、視聴者にザクとの違いを知らしめる活躍ぶりを見せた。後付けでこの機体がグフの先行量産型であると設定されている。
機動戦士ガンダム
初出作品。第22話で初登場した。といっても機体に関する詳細設定は放送時点では無く、後の書籍などで後付けされた。主にエースパイロットに対して配備され、地上の戦闘で実戦投入されている。
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
ヴィッシュ・ドナヒュー機がステージ2で登場。左手が通常のマニピュレーターに換装されており、グフカスタムと同様、ワイヤー型のヒート・ロッドと3連装35mmガトリング砲を装備。シールドには彼のパーソナルマークである髑髏が描かれている。
出現当初は攻撃をしてこないが、直後のイベント後のプレイヤーの行動次第では直接対決する事になる。その後、追撃してくる連邦軍との連戦により戦闘不能状態になったため、新たに配備された陸戦型ゲルググへと乗り換えた。
機動戦士ガンダムF90
火星のオールズモビルの機体が登場。宇宙用に改修されたものと思われる。エリクのジェガンに斬りかかろうとするが、寸前でF90のビーム・キャノンによって撃墜された。『F90FF』の設定ではこのグフがRFグフの初期型とされている。
機動戦士ガンダム アグレッサー
第1話からダガーの機体として登場。ダガー隊を率いて3度に渡ってレッドライダーと交戦し度々苦しめるが、最後は予想外の武器で攻撃を防がれ撃破された。その後のジャブロー降下作戦でも多数の機体が登場している。